ルイボスティーについて丹羽博士のコメント

活性酸素を強力に除去する

丹羽靱負博士のルイボスティーへのコメント1

私の研究室に、南アフリカ共和国産のルイボスティーというお茶が、アレルギーなどによく効くということで、その作用の医学的な解明依頼があったのは、今から十数年前、1993年のことでした。

そこで私は、数ヶ月にわたり様々な実験や、検査を行いました。そのなかで適切な患者さん何人かを選び、ルイボスティーをお茶代わりに飲んでもらったところ、これまでの薬剤や健康食品には見られない非常に興味ある結果が得られました。

結論から先に言いますと、このお茶は、私の開発したSOD様作用食品と比較すると即効性はなく、ゆっくりと効いてくるのですが、リポオキシゲネースを抑え、活性酸素を強力に除去することが知られたのです。したがって痛み、腫れ、発熱といった一般の炎症反応だけでなく、喘息などのアレルギー疾患にも効果が期待できるという結果が得られたのです。

分析薬理と臨床の結果

まず、このルイボスティーの含有成分を分析しますと、低分子の活性酸素過酸化脂質除去物質であるフラボノイドが非常に多く含有されていることがわかりました。お茶100g中38mgも含まれていたのです。

このフラボノイドの研究と実験で患者への使用は、西ドイツで盛んに行われ、ハフスティーン(B・Havstee)を始めとする数多くの報告があります。

フラボノイドの効果がある疾患として、アレルギー疾患、癌、糖尿病、一般の炎症(infammation)、頭痛、ウィルス感染、胃潰瘍、歯周囲炎などが挙げられ、アスピリンなどの鎮痛解熱作用を始め、ステロイド剤のように広い作用を持った物質だと述べています。

このように広い作用をもったフラボノイドを大量に含んでいるルイボスティーについて、次のような実験を行いました。

まず、活性酸素に対する作用ですが、活性酸素O2とOH・を発生させた試験管の中に少量より順に量を増やしてルイボスティーを入れていきますと、試験管の中のO2とOH・の量は低下してきています。

そして、その作用は一般に市販されている漢方剤よりはるかに強く、私が自然の穀物や植物に特殊な操作を施して作ったSOD様作用食品やMichelsonが開発して多くの患者に効果を示しているリポゾームSODの作用に劣らない力を示しています。

リポオキシゲネースの経路への作用ですが、結果は、いろいろなアレルギーの原因になる物質を使って、好塩基球(白血球のうちの一成分)の細胞膜を刺激して、ヒスタミン産生している試験管にルイボスティーの量を増やしながら入れていきますと、その量に比例してヒスタミンの量が減少していくのがみられます。

このように「ルイボスティー」にはアレルギー反応を惹き起こす犯人であるヒスタミンを抑える力のあることが知られましたが、実際に、アレルギーの患者に内服させた治療結果を表に示してみますと、その作用が出現する速効性という点では他の医薬品には及びませんが、徐々に効果を表す有効例が、喘息、じん麻疹、アレルギー性鼻炎の症例にかなり高率でみられました。

  症例数 有効 やや
有効
無効 判定
保留
作用発現に
要する平均日数
有効率
 慢性じん麻疹 21 10 5 6 0 5.5日 71%
 気管支喘息 15 5 4 5 1 18.6日 64%
 アレルギー性鼻炎 8 2 2 3 1 14.5日 57%

現代社会の健康茶としてのルイボスティーとその展望

以上のように、ルイボスティーは、その作用は穏やかではあるが、熱、痛み、腫れなど一般の炎症反応で生じる諸症状を始め、SOD剤と違って、痒み、発疹、喘息、鼻炎などのアレルギー性疾患といった具合に非常に広い範囲の薬理作用のあることが知られたのです。

先に述べてきたように、我々は、農薬、殺虫剤を始めとする環境汚染物質がいたるところに見出される現代社会で、活性酸素、過酸化脂質が身体の中で増加し、生活習慣病、癌、アレルギーを始めとする多くの病気にかかる危険にさらされています。

そして、肌の美容がそこなわれ、老化現象が加速される環境におかれています。

ルイボスティーの作用は、他の医薬品やSOD様作用食品などと比較し、その作用は穏やかであることはたびたび指摘してきましたが、作用が穏やかであるが故に副作用もなく、また、作用範囲もSOD製剤の効く病気にプラスして、アレルギーも抑えるという非常に広い効力をもっており、このようなルイボスティーの幅広い作用は、フォスフォリベースA2を強力に抑えて必要な細胞の新陳代謝までとめてしまうステロイド剤と同じ効果をもって、しかも、副作用がないという素晴らしい食品で健康茶といえるものです。

そして、作用効果の出現が穏やかであるがゆえに、日常我々が飲料用として常用することは望ましいことであり、この一億総公害時代の健康茶・美容茶として、このルイボスティーが、愛用されることは大変有意義なことと考えます。

丹羽療法での使用

丹羽靱負博士のルイボスティーへのコメント2

ルイボスティーというのは痒みを抑える効果が高い。痒みというのは、体内からヒスタミンが分泌され、それが痒みを起こすのですが、ルイボスティーはそこを抑えてくれるのです。

今のところ化学薬品を使わない痒み止めの特効薬といえるでしょう。

ですからやはりアレルギー疾患を中心に使用しています。

喘息、鼻炎、アトピーの患者さんには、私が開発した特殊な土鍋で、じっくりと時間を掛け、ルイボスティーに遠赤外線焙煎を施し、その抽出エキスを処方しております。

すべてSODと併用することによって、より効果が得られます。

丹羽博士のプロフィール

京都大学 医学部 卒業
医療法人 修命会 土佐清水病院 院長
丹羽免疫研究所 所長

活性酸素とSODについて研究を重ね、国際医学の場で論文の提出や研究発表を行う臨床医。
重症アトピー・癌・膠原病など現代の難病を抱えておられる方々から絶大な信頼を受けている。

引用文献:「ルイボス・ティーの試験管内および臨床試験成績」皮膚科紀要 vol.89 no.2